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記事: 色選びのひとてま

色選びのひとてま

「そばにある、ひとてま」がテーマのノグチニットの読み物。本日は「色選び」に関する”ひとてま”をお届けいたします。


昔は、白色の糸をそれぞれの編み屋さんが1から染めて使っていましたが、今は糸ごとに、国内の糸屋さんがたくさんの色に染めてくれたカラーブックから選んでいきます。小さな単位で毛糸を注文したいノグチニットとしては、とっても助かっています。

ノグチニットのブランド向けに新しい糸を選ぶことも多くて、まずは1色だけ購入。編んでみて生地の雰囲気がよさそうなら、カラーブックから3~6色ほど選びます。

ここが一番楽しいところで、社内みんなにカラーブックを見せながら、あーでもない、こーでもない、と何日も悩むことも。

2色以上の糸を組み合わせるときは、これはもう頭で想像していてもダメで、実際に編んでみる以外にありません。

5色も使っているリーフマフラーは、色を合わせるために、1配色につき10回以上、小さなパーツを編みなおしました。(それを6配色分・・・)

編んでみるまで分からないのが大変ではありますが、とっても楽しい工程でもある色選び。 

 

\もうひとつポイント/

色を選ぶとき、ついつい定番の色ばかりになってしまいがち。なので、なにか差し色を選ぶようにしています。ベーシックなカラーの欲しい人にも、アクセントになるカラーが欲しい人にも、色選びを楽しんでいただけるように。オンラインストアは店頭と違って展示するスペースを気にせずに販売できるので、時には9色も選ぶことも。お気に入りのカラーが見つかりますように!

 

これからも、新しい糸や色に出会って、皆様にお届けできる日を楽しみにしています。

 

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