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記事: Q. 「耳つきニット帽」は、洗濯機のおしゃれ着モード(弱いコース)でも縮みやすいですか?

Q. 「耳つきニット帽」は、洗濯機のおしゃれ着モード(弱いコース)でも縮みやすいですか?

A:デリケートなニット帽を長く愛用しようと、丁寧にお手入れの方法を考えてくださり本当にありがとうございます!その「大切に使いたい」というお気持ちが何より嬉しいです。

本当のことを言うと、どれだけ水流の弱い「おしゃれ着モード」であっても、洗濯機でのお洗濯はおすすめできません

当店の「耳つきニット帽」の魅力を守るために、なぜ洗濯機がNGなのかという理由と、驚くほど簡単な「正しいお手入れのステップ」を詳しくまとめました

1. なぜ「おしゃれ着モード」でも縮んでしまうのか?

このニット帽の表地には、「スラブウール(毛)100%」という非常に繊細で風合い豊かな糸を使用しています。スラブウールは糸の太さにあえてムラを持たせることで、手編みのような温かみのある表情を出しているのが特徴です。

しかし、ウール100%の天然繊維は、水分を含んだ状態で「摩擦(擦れ合い)」が加わると、繊維の表面にあるスケール(うろこ状の突起)が絡み合ってしまいます。

洗濯機の中では、いくら弱いコースであっても、

  • 生地同士が擦れ合う

  • 水流で揉まれる

という摩擦がどうしても発生するため、繊維がギュッと縮んで硬くなる「フェルト化」が起き、せっかくの可愛いシルエットやふんわりとした柔らかさが失われてしまう原因になります。

2. 失敗しない!おうちでできる「3ステップ手洗い法」

「手洗い」と聞くと面倒に感じるかもしれませんが、ゴシゴシ洗う必要は一切ありません。むしろ「極力なにもしない」のが、ウールを一番傷めないコツです 

  • ステップ①:そっと「浸け置き」するだけ(摩擦ゼロ)

    洗面ボウルや桶に30℃以下のぬるま湯(または水)を張り、お洒落着用の「中性洗剤」をよく溶かします。そこにニット帽を入れ、上から手のひらで数回、優しく押して水になじませたら、そのまま5〜10分ほど放置します。

    ※揉んだり、押し洗いしたりする必要はありません。洗剤の力で汚れを浮かすイメージです。

  • ステップ②:お水を取り替えて、優しくすすぐ

    お水をきれいなものに入れ替え、洗剤が抜けるまで2回ほど優しく泳がせるようにすすぎます。

  • ステップ③:脱水は「1〜3分」洗濯機におまかせ

    ここだけは洗濯機を頼ってください。ニット帽を大きめのバスタオルで包むか、目の細かい洗濯ネットに入れ、洗濯機で1〜3分程度だけ脱水にかけます。水分が抜ければそれだけで十分です。

3. 干し方のひと工夫で、型崩れを防ぐ

脱水が終わったら、すぐに取り出して手で軽く叩きながら全体のシワを伸ばし、元の可愛い帽子の形(特に耳の部分)をふんわりと整えます。

干すときは、ハンガーに吊るすと水分の重みでビヨーンと伸びてしまうため、「平干し(ネットなどの上にポンと置くスタイル)」で、直射日光の当たらない風通しの良い日陰に干してください。

💡 少しだけ手をかける、その時間も愛おしい

「ノグチニットの製品を、あなただけの形に大切に育てていく」という、とても贅沢で心地いい時間になる気がします。

シーズンオフの収納前や、たくさん汗をかいた時など、この「お守り」のような3ステップ手洗いを試してみてくださいね。

お気に入りの耳つきニット帽が、次の冬も、その次の冬も、あなたを温かく包み込んでくれますように。